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前回の記事で、所有するラタキアが長期塩漬けになったため、デイリー用のラタキアをと思い購入したのがこの「アンホーライングリッシュブレンド」です。

こちらは昔吸ったことがあり、悪い印象はありません。

デイリー用のラタキアは、最近では私は専ら「965」のみです。同じ965を買う方が失敗はないのですが、値段に負けました。アンホーラの方は50gで1,480円です。

ラタキアでも同じパウチ物でピーターソンの「ワイルドアトランティック」があり、あちらも美味いので散々迷いましたが、40gで1,520円とやや割高です。50g換算なら1,824円もしていたはずです。国内の「飛鳥」でさえ50g換算で1.650円もします。

一方「965」は2,600円もするので、アンホーラに比べると1,120円の差があります。まさに貴族の煙草。この差は何なのか。

それでは吸ってみましょう。

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開封後の香りはほとんどラタキア臭がしません。まるでキッチンの奥底に眠っていた消費期限切れの鰹節の香り。むしろ鰹節の入っていた木箱の容器の残香を思わせる香りです。

それでも着火してみると、意外にラタキアがしっかり仕事しています。決して濃厚とはいえず、むしろ軽い方ですが、ラタキアを吸いたい気分を充分に満たしてくれます。ツンとくるキックもあって満足します。

アンホーラはアロマのカテゴリに入るものが多く、非常にその軽さとルームノートに定評があるように思います。初心者の方で、コストを考慮しながらラタキアを試される方にはちょうどよいです。

吸ってみてやはり思うことは、「965」と「アンホーラ」の値段の違い。国内で手に入るラタキアで、最安でもこの喫味なら、アンホーラで充分だと思えてしまいます。ラタキアであれば何でもよい、とりあえず一日一回は低コストでラタキアでキマりたい方には打って付けといえましょう。

それにしても「965」との価格差が1,120円とは…
タバコ業界は闇が深すぎます。

評価:★★★★.4